About mandolin

マンドリンとは

マンドリンは17世紀中頃のイタリア発祥の楽器で、分類すると撥弦楽器に属します。そもそもリュートからマンドーラが派生し、マンドリンはそのマンドーラから生まれました。
(マンドリンとは「小さなマンドーラ」の意味だそうです)

音楽初心者でも比較的弾きやすい楽器と言われています。形状は「イチジクを割った」とか「涙型」とか言われてます。わかりやすく言うと、おたま型かしゃもじ型ってところです。
一音につき二本の弦があり、現在の一般的なものでは四音×二本=八本の弦が使われています。金属製の弦のため、弾くときは指ではなくピックを使って弾きます。弦を押さえながらピックで弾く事で音を出しますが、段々と押さえる指先にタコが出来て固くなります。音が短い(すぐ消えてしまう)ため、長音を出すには、トレモロ奏法という特徴的な技法を使います。

他にも色々ありますが、まずはこのくらいで。
以下、それらの各楽器&パートを紹介させて頂きます。管理人はドラパートなので、他パートは想像が多分に含まれます。ご了承下さい。

About mandolin orchestra

マンドリンオーケストラ

ここ國學院大學マンドリンクラブのマンドリンオーケストラでは、現在マンドリン(1st+2nd)、マンドラテノール、マンドロンチェロ、クラシックギター、コントラバス、フルートという構成で演奏しています。

マンドリン(mandolin)
通称「ドリン」 マンドリンクラブの名前にあるように、サークルの花形です。
一番サイズが小さく、音が高く華やかで、主旋律(メロディ)を担当しています。おいしいところですね。1stと2ndに別れて練習をしていて、それぞれ譜面も違います。1st、2nd揃っての基礎練は迫力が、いやそれ以外でも。癒し系な人や努力家な人が多い気がします!

マンドラテノール(mandola tenor)
通称「ドラ」 人の声域に近い音域が出ます。中音域担当ですね。
伴奏もメロディもなんのその、と言いたいです。いえ、言ってしまいましょう。なんのそのです。ドラパはアットホームな家族空間…だと思いますよ。いつもまったりしています。でもやるときはやる人たちが集まってます!……きっと。

マンドロンチェロ(mandolon cello)
通称「チェロ or セロ」 べーん、となんだか落ち着く音を奏でています。
うちのチェロパは女性の比率の方が圧倒的に多いですね。演奏しているときはみんな動きが揃っているという、素晴らしいパートです← やる気に満ちたパートのような気がします。どうでしょうか。怖いなんて誰も言ってないんだからッ!

クラシックギター(classical guitar)
通称「ギター」 幅広いジャンルで活躍している楽器ですね。
金属弦ではないのでドリンとは違って指弾きで演奏します。伴奏も素敵ですが、ギタメロになるとギタパさんは心なしか楽しそうな気がします。パー練はまったりしてるとお聞きしましたがいかがでしょう?飲み会になると変貌する可能性を秘めたパートです。

コントラバス(contrabass)
通称「ベース」 重低音が心地よく響いて後ろから支えます。
担当は全休符です!なんてことを聞いたこともあるような、ないような。ベースさんがずんずんやっているとなんだか楽しくなります。格好いいですね!ベースさんはフルートさんとまとめてベルートと呼ばれることもしばしば。ベルートは酒豪が多いようです。

フルート(flute)
通称「フルート」 サークル内唯一の管楽器です。
おいしいメロディ総取りです。でも「○○小節休みだー」なんて話もちらほら。フルートメロディに泣かされる人もちらほらいます。そして練習風景を見る事が滅多にないので、謎に包まれたパートのような気もします。あれ、なんだか格好いいじゃないか。